20220727

 ロードレースAUジェクアー、まだ書いてます。七合目まで来たと思う。ここまでで62,000字くらい書きました。
 在宅勤務かつサマーバケーションシーズンで仕事が暇なのをいいことに日中ももそもそ書いているのですが、話が終わるのが先か、わたしの右手の親指がイカレるのが先かみたいなノリになってきました。親指から手首に向かって下りていく腱がピリピリする。
 これ最初は8,000字くらいでサクッと収めようと思ってたんですよ。こんなつもりじゃなかった、本当です。信じてください刑事さん。まさかその10倍書くことになるなんて思ってなかったんです。
 だからプロットも何も作らず書き進めているのですが、そのせいで最初に書いていた部分をモリモリ書き直すハメになっています。最初は「現在→10年前の回想サクッと→現在」と展開させるつもりだったのですが、10年前の回想を書き始めたら「あれも書かなきゃ、これも書かなきゃ」になってしまったため、回想を三分の一くらい書いたところで「10年前→現在」に筋を替えたんですよね。そしたらまあ当然のことながら説明が足りないとか重複してるとかが続発して、あっちを直しこっちを書き換えとえらいことになっています。
 小説を書くのは基本的にスマホのメモ帳なのですが、これだけ文字数が膨らむと前後の大きな流れが掴みづらくなって困ります。書き終わったら校正はPCでしないと駄目だな。
 今週末には公開したいと思ってはいるのですが、どうかな……あまり期待できない(誰よりも己を信用できないオタクのすがた)

 ところで、少し前からドイツ語を勉強しています。学生時代に第二外国語に選んだのですが、まあ全部忘れてますね。忘れてます。
 で、ドイツ語も多くのヨーロッパ言語と同じように二人称に敬称と親称がありまして、何が言いたいかというと、ガブラス(とかその他諸々)にはSieで呼びかけるけどシドネスに対してだけduとかihrになる閣下はいるよね……という話です。会議とかの場ではシドに対してもSieだしHerr Doktorなんだけど、会議終わって閣下の部屋とかシドの研究所とかに入った瞬間duでCidになる閣下、見たい。
 とはいえ、キャラクターの名前から推察するにドイツ語使ってそうなのはどちらかというと双子の方なので、あれですね、ナルビナの牢とかで「duで呼びかけるお兄ちゃんと、むちゃくちゃわざとらしくSieで返す弟」という光景があったはず。日本語版のノリを変換すると敬称と親称の感覚が逆なのかな、とも思いますが、duとSieの使い分けは二者間の距離に従うそうなので、ガブチャンは最後の最後ギリギリまでバッシュに対してSieを使うと思います。「悪くない主だろう?」からかな、duになるのは。TZAドイツ語版でやり直してみたいけど、リーディングが全然追いつかねえだろうしな。っていうかTZAにドイツ語入ってましたっけ。
 

 勉強にはDuolingoという言語学習アプリを使ってます。他のユーザーとポイント争いをさせられるのはうざったいのですが(レッスンをクリアするとポイントがもらえる)、まあゲーム感覚でぽこぽこ気軽にできるのでいいかなと。
 で、単語を覚えるのはいいんですが、文法(文章の組み立て方)の説明が全然ないんですよね。まだ初級もいいところなのでコースを進めれば出てくるのかもしれませんが。今のところものすごく単純な口語コミュニケーションがメイン。
 今日出てきたプチ読み物的なレッスンで「ぼく月曜は学校に行かないからね」という少年の台詞が出てきたのですが、それが “Ich gehe am Montag nicht in die Schule”で、オイnichtはそこに入るんかい、と頭を抱えてしまいました。英語と近いようでちょっと違う文法……つらい……日独ではなく英独で進めているのが逆によくないのかも。いずれにせよ、Duolingoで薄く基礎を作りつつ、文法などは学習書を頼るべきかなという感じです。
 言語学習アプリではdropsというのも評判がいいようだったので試してみましたが、単語をそれっぽいイメージイラストと紐づけて記憶させるシステムが合わなくて早々に撤退しました。私が世界を画像で認識してないからというのと、どうしても「その単語がそのイラストでいいのか?」というのが気になって集中できなかったので……画像認知タイプの方にはDuolingoよりいいんじゃないでしょうか。6月のPride monthに合わせてそれっぽい単語を集めたレッスンなどもありましたし、視野はDuolingoよりずっと広いなと感じました。
 あと昔から有名なのは東京外語大の言語学習モジュールですかね。Duolingoをもう少し進めたら外語大様のお力を借りたいと思います。ってか今見たら英語の会話モジュールが11種類あって感動した。アイルランド英語とかスコットランド英語とかあるう〜これ赴任当初に見とけばよかった〜……。

 emojiぺたぺたありがとうございます〜! 推しがご飯食べる話にyummyちゃん(舌ぺろしてるやつ)押してもらって嬉しくなっちゃった。オムライスを作って食べないと出られない部屋も、ベベルの外周にスラムがある話も近いうちに書きたいと思います!

20220725

 今日は夜になって久しぶりに雨が降ったので喜び勇んで窓を開けたのですが、いささか降りが足りなかったらしく、涼しい空気と共にさまざまな虫が避難してきてちょっとした大立ち回りと相成りました。他の部屋はともかく寝室だけは勘弁してほしい、ってこいつまた虫の話してる。うちの物件は窓の形が悪くて(内開き)網戸張れないんすよ。

 現代ロードレースAUジェクアー、5万字を超えました。たぶんまだ全体の六合目くらいなんですけど。誰だよ二日前に「5万字弱に収まる」とか言ってたの。ぼくです。
 前にイベント出てウスイホン作った時も、自分が書いているこの話が一体何万文字になるのか全然読めてなかったことを思い出しました。この作品ももう見込み文字数出しません。自分がまるで信用できん。
 小説書きはこういうパターンが多いやに聞いているのですが、たまに書く前から文字数読める人がいるみたいですね。こういう方はプロットもちゃんと作ってきっちり書かれるんだろうなあ。ちゃんとしてはる……。

 昔、まだわたしが元気にすけべを書けていた頃に気づいたんですが、バトルシーンを書くときに使うエネルギーってすけべシーンを書くのに使うエネルギーと一緒なんですよ(眼鏡クイッ)
 このバトル=セックスという等式を俗に『刃牙SAGA』理論と言いますが(言わない)、今回レースのデッドヒートする場面を書いていて久しぶりにこの理論を思い出しました。っていうかほぼセックスのつもりで書きました。今度公開する作品のレースが一番盛り上がるシーンはロードレースに見えるかもしれませんが実質セックスです。書いてる奴もロードレースのこと全然知らんしね。何も知らんで書いとるからね。
 で、この山場(ジェク若レースシーン)を書き終えるのにかなり語彙を消耗してしまったので、話の締めくくりに書こうと思っていたジェク渋レースシーンをどうするか考え中です。でも絶対書きたいシーンがあるんよ、それはジェク渋で書かなきゃならないんよ……いつになったら書き終わるのこれ……。

 そういえば、24日で終わるかと思っていた同僚からのTDF通信、なんと今月いっぱいは続くとのことで、何かと思ったらTDFファム、つまり女性版TDFが開催されているんですね!
 そんなのあるなんて知らなかったわ、と思ったらなんと今年が33年ぶりの開催とのことで。TDFファム開催署名活動の発起人である選手が今日のマイヨ・ジョーヌ(一番速かったで賞)を獲得したそうです。うおーすごい。あらまほしき展開。
 TDFファムは期間は8日間と男性版TDFよりもかなり短いのですが、男性陣がゴールしたパリ・シャンゼリゼを出発し、今年のTDFで大盛り上がりした山がゴールになるとのことで、いやあまた仕事が捗らない理由ができちゃったな……。
 女性選手によるTDFはこれまでも何度か開催されてきたものの、ワンデーレースで男性版TDFの前座扱いされてきたそうです。ついに正式開催、本当にめでたい。引き続きド素人目線で追いたいと思います。
 これに比べたら大変どうでもいいことですが、ロードレースAUジェクアーでは男女・種族混合レースのつもりで書いています。いいのフィクションだから。ユウナ・ルールー・リュックも立派なレーサーの設定です。リュックはともかく白魔黒魔のふたりが走るのかよという気はしなくもないけど。まあ彼女たちの世代が走る描写をする予定はない……ないはずです。多分(自分がまるで信用できない人のすがた)。

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20220723

 きのこは電気信号で「会話」しているそうで、電極をぶっ刺すとその電気信号を聴けるよという動画だそうです。ちょっと出来過ぎな気もする。きのこで音楽といえばジョン・ケージじゃん、と思って今日は彼の随筆集を読んでました。

 ロードレースAUジェクアーをまだ書いてるんですが、まだっていうか今やっと全体の6割くらいなんですが、そもそも話のオチをどこに持っていくかを考えるのをすっかり忘れていました。それを忘れるのかよ。びっくりだよ。
 己の行き当たりばったりはともかく、ジェクアー+ブラスカは書いてて楽しいですね。前にジェクアー前提のジェクトとブラスカの話を書いたので、今回はアーロンとブラスカの関係性周りも書いています。ベリー楽しい。ブラスカ様は書きやすいというか、勝手に動いてくれるのでありがたいです。たまに収拾がつかなくなりますが。
 書き終えてみないとわかりませんが、多分4万字強〜5万字弱くらいに収まると思います。ジェク若のターンが全然終わらねえ。早くジェク渋書きたい。ジェク渋を書くためにはジェク若を書かなくてはならない。でもジェク若はジェク若ではなくジェク→←若なので……。
 ジェクアーは「この男気に入らん」と思っているアーロンとそれを分かりながらちょっかいかけるジェクト→お互い憎からず思っているんだけど何も起こらないし起こさない楽しくて寂しくて短い蜜月→理不尽な別離→開き直っていきなり熟年カップルという流れが好きです。最後以外ふつうに原作じゃん? っていうかなんなら最後の流れまで原作通りじゃない?(焦点の合わない目)
 ジェクアー大好きなのに全然書けない理由がここにある気がするな。何を書いても「それ原作じゃん」になってしまうからいけない。いや別にいけなかないんですけど。

 ところでTDFは明日閉幕です。同僚から送られてくる「今日のTDF通信」もこれで終わりかと思うと寂しい気もしますが、9月には今度ブエルタ・ア・エスパーニャ(スペイン版TDF)が開催されるということでした。RR沼の淵でぎりぎり踏みとどまるわたくし。これ以上沼は増やせない。

 emojiぺたぺたありがとうございます! 返信不要のメッセージもありがとうございました〜とっても励まされます。辺境の地までお越しいただき恐縮です。ひっそり好き勝手やっておりますので、また遊びにいらしてくださいね。

20220722

 毎日お暑うございますね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 九月の一時帰国の便が二週間に一回キャンセルされており、あと何回振り替え手続きをしたらいいのか見当もつきません。ヨーロッパを出られなかったり日本からヨーロッパに行けなくなったり。航空会社のコールセンターの皆さんも大変ですね。
 っていうかこの感染状況だと本当に帰れるかどうかも怪しい。七月の早いタイミングで帰っておくべきだったか……。

 モリモリ書いてますツール・ド・スピラものがたり(仮)。書いてるけど全然終わらん。笑っちゃう。書けば書くほど書きたいことが増えてゆくの。おかげで話が全然進まん。
 ロードレースについてはにわかというかミリしらレベルなので、リアリティとかは完全に無視しています。いいの、現実世界におけるロードレースに似て非なる別の競技だから。たぶんブリッツボールよりは現実的だから。
 このペースだと当初目標としていたツール・ド・🇫🇷閉幕前の公開は無理だと思います……誠に無念……でも今年のツール・ド・🇫🇷、例年にも増してアツい展開が繰り広げられているそうで、仕事の合間などに動画をチラ見しつつついネタを探してしまう己がいます。

 3万字超えるあたりから、これ分割して連載みたいな形で公開してはどうかな……などと考えるのですが、わたし連載というやつに全く向いてないんですよね。一部でも公開してしまうともういいや〜という気持ちになってしまい、後が書けなくなる。やらかしたことが何度かあるので分かっています。
 自分が長いやつ読むの大好きだから、それなりの長さをまとめてドーンとお出ししたいという気持ちもある。まとめて5万字ドーンとか大好物です。
 まとめて10万字ドーンまで行くとこれは書き手の才能だと思う。10万字クラスのひとつの物語を破綻なく書き終えられるってのは本当にすごいと思います。反対に、数千字にきっちり過不足なく書けるのもまた優れた才ですよね。わたしはどっちも苦手で、普通に書くとだいたい1.5万字、長めでも限界は5万字前後かな……中途半端だな……書きながら考えてるからね……。

 ふと思い立って自分の画像フォルダを見てみたら、ページメーカーでtwに投稿したんだけど元テキストが残ってない小話がいくつかあるのに気づきました。ジェクアがひとつ、サイスコがふたつ……。
 単ページを起こすほどの長さではないので他の小話とまとめたいのですが、なんかめんどくさくって先延ばしにしています。画像から書き起こすのがめんどくさい……めんどくさいし、書き起こしながら嫌になっちゃう……。そのうちやります。気が向いたら。単純作業したいタイミングが来たら。

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20220719

 煙草を吸っているとさまざまな種類の虫に襲われる季節となりました。みなさまいかがお過ごしですか。嫌な導入だな。

 次は推したちにオムライスを作らせるつもりでいましたし、その気持ちは何も損われていないのですが、今書いてるの全然違う話です。
 昨日のブログにちょろっと書いたんですが、あの、ツールドおフランスがね……なんかとっても気になっちゃって……同僚がなんかすごい勢いで推してくるもんですから、なんとなしに動画を見てたんですけど、こう、急に盛り上がってしまって……ロードレースすげえ熱いじゃん、みたいなね。単純。
 今日も在宅勤務なのをいいことに仕事しながら脇で動画流してたんですけど、思いついちゃったんですよ。これジェクアーで書きたいって。エース・ジェクト、アシスト・アーロン、監督・ブラスカのAUを書きたいって、思っちゃったんですよね。単純だから(二回目)。
 だってさあ、むちゃくちゃ熱いんですよこのエースとアシストの関係が。アシストのWikipediaページ読んでほしい日本語版)これ英語版からの抄訳記事なんですけど、まず英語だとフランス語から転用したDomestiqueと言われるってのがすごいじゃないですか。今やロードレースになくてはならない存在が「下僕」なんていう蔑称で呼ばれてるっておまえ。
 で、この呼称の起源に触れた部分を読んでいただきたいんですけど、史上初のDomestiqueと呼ばれたブロッコがアシスト行為を咎められた時のセリフがさあ。“So, am I forbidden to ride with him?” “Alors quoi (so what?), do I have the right to stay with him?” だよ。激アツでしょ。なんかエボンドームあたりの若アーロンこういうこと言いそう〜! って思ったらもう止まらなかったんです。
 ということでモリモリ書いてますロードレースAU。現代っぽさ漂うご都合スピラを舞台にしたロードレースAU。筆者のロードレース知識、同僚からのインプットとWikipediaと新書1冊分(今日電書買って読んだ)です。にわか〜。にわか以外のなにものでもなし〜。
 でも書いててちょう楽しいからオッケーです。勢いが保てば数日中に完成品公開します。今年のツールドフランスが閉幕する前に終わらせたい。あと四日です。

 まあ、ジェクトもアーロンもロードレーサーにしては筋肉つきすぎなんですが。そこはまあね。
 っていうかジェクトは原作沿いでも、水中スポーツの選手とは思えないタイプの筋肉ですよね。めっちゃ沈みそう。ブリッツってごつい筋肉ついてたら駄目な競技な気がする。チームロンゾ族がブリッツ弱いのもその辺が理由では(たぶん違う)。

 先週から立て続けに書いてるからか、右手の親指の付け根から出る腱が痛い。頻繁に攣りそうになる。スマホ・フリック入力の弊害だな〜。腱鞘炎予防のテーピングしたら楽になるかしら。

20220718

 オムライスはオムライスで書くとして、次に書きたいやつの準備のために閣下の母君を生成しているところなのですが(生成とは?)FFにおける母親ってなんかこうアレですよね……アレ……母親の概念そのものがものすごく希薄……。
 FFの「母親」っていうとティーダの母親か、ジェノバかみたいなところあるじゃないですか。いやそんなことないんだけど。クラウドのお母さんとかレインとかシーモアママとかいるけど。やっぱ並べるとつらいじゃねえか。
 作中における「父親」の存在感の大きさ、シナリオそのものに与える影響力の強さに比べて「母親」の軽さよ。父親が舞台装置だとしたら母親、小道具ぐらいにしか扱われてないぞ。FFのそういうとこどうかと思いますよ、わたしは。

 閣下がかつては敬虔なキルティア教徒だったりしないかな、という妄言を捏ね回しているところです。お母君が篤信家でね、それに倣って神の創りたもうた世界の美しさを信じて生きていたのが、母君の死と兄たちの事件を機に神を捨て、それまで生きてきた世界そのものが崩壊したあとの荒地に立ち尽くしていた時にシドネスに出会い己の道を見定めるという。
 でもこれ書こうとするとどうしてもキルティア聖典を参照する必要が出てくるんですよね。キルティア聖典、アルティマニアオメガの付録についてるかと思ったけどなかった。困った。いや、聖典を参照する必要は別にないんですけどたぶん。

 こういう話、つまりそのキャラクターの人格の根源を捏造する妄言というのは、なんというか、考えていてたまにひやっとします。そうは見えないでしょうが、これでもひやっとしながら考えてます。
 とあるキャラクターについてあることないことを妄想して作品にする、という意味ではshippingもそうでない二次創作も捏造具合では大差ないはずなんですが、「そのキャラクターが『そのキャラクター』になるまでの物語」を捏造するというのは、感覚として「キャラクターの人格そのものを歪めて弄んでいる」という危うさをより強く感じて、自分でぞっとするというか。上手く説明できないんですが……。
 shippingとか、原作キャラクター同士があれこれしている話を書くのよりももっと強く「一次創作でやれや」感が出るというか。いや、正確には「『一次創作でやれ』って思われてしまいそう」と勝手にビビってしまうというか。キャラクターを借りている以上、原作に描かれたキャラクター像に対するリスペクトだけは忘れちゃならねえと常々念じてはいるのですが。
 とまあなんかいろいろ考えたりもするんですが、でも二次創作っておおむねそんなもんじゃないの……と開き直る気持ちで営業させていただいてます。原作に描かれた人物像をどう解釈するかにもまあ、ひとによって違いはあるしね。そうだそうだ。

 同僚からツールドフランスの話を聞いてちょっとだけ動画を見たんですが、ロードレースってすごいですね。
 エース?を勝たせるためにサポートが前を走って、ゴール寸前でエースを先に行かせるようなんですが、これRPSで盛り上がってる界隈があるんだろうなと思いました(やおい脳)推しカプにやって欲しさある。

20220717

 次は何を書こうかな〜考え中。オムライスでも作らせるか

 詩が足りないな、と思ったので家中の詩集歌集をかき集めてぺらぺらしています。
 自由律俳句が好きでして、中でも尾崎放哉が好きなんですが、彼の句に「なんにもない机の引き出しを開けて見る」というのがありまして、この句を読むたびに推したちのことを考えます。
 哀しみに直面し、受け容れ、乗り越えてゆく推しの姿はとても素晴らしいものなのですが、それはそれとして、哀しみを哀しみのまま置いておいて、時に立ち返って哀しみを抱き締める、という時だって、きっと推したちの人生にはあったはず……という胡乱な幻覚。
 哀しみを置いてあるのは放哉みたいに机の引き出しかもしれないし、小さな箱かもしれないし、箪笥かもしれないし、あるいは部屋かもしれない。
 でも哀しみというやつは半減期が短くて、少しずつでも確かに時間に奪われてしまって、取り出して抱き締めるたびごとにだんだん、何が哀しかったのか、どうして哀しかったのか、哀しいってどんな感情だったのか、わからなくなってしまうんですよね。
 そうしていつか、何もない引き出しや箱や部屋を開ける日が来る。本当はもう、蓋や扉を開ける前から中が空っぽだってことはわかってるけど、それでも開けて、やっぱりもう何もない、哀しみの残り香さえない、ということを噛み締める人の背中をね、見たいんだ、おれは……。
 哀しみそれ自体を愛でるには遅すぎる、しかし再び立ち上がって(机の引き出しをきちんと閉めて)歩き出すにはまだ早すぎる、そういう空虚な端境期にある推し、とてもよいと思います。よいと思いますじゃないが。

 どうでもいいけど、自由律俳句のひとたちは名前もなんかちょっと破調してる感じがして一貫性があるなと思いますね。碧梧桐とか井泉水とか山頭火とか一碧楼とか。自由律短歌のひとたちはそうでもないんだよな。放哉も「放哉」でいいのか、とか思ったんかな。なんかもう一音節足した方がいいんじゃないかみたいな。

20220716

 サイトの設定をちょろっといじったので、一時的にリンク切れが出ていたと思います。
 今は全部繋ぎ直せたと思うのですが、もしリンク切れが残っていたらこそっと教えてください〜。

 金曜の夕方に仕事でちょっとめんどくさいトラブルに巻き込まれてしまったので、これはいいもの食わないとやってられん……と知人の働くレストランに呑みに行ったんですが、話を聞いて同情してくれたシェフが「サービスだよ!」と出してくれたのが生牡蠣で、けっこうな緊張感がありました。食べたけど。美味かったけど。ウィスキーかけて食べたから大丈夫だと信じたい。
 帰り際にはウェイターのお姉さんが「わたし今日本のキャラメル持ってるの。ひとつあげるね」とミルキーをくれました。キャラメル……そうね、食感はキャラメルっぽいよね。10年ぶりくらいに食べました、ミルキー。

 今回の「つくたべ」読んでいまさら気づいたんですけど、南雲さんは野本さんも春日さんも下の名前で呼ぶんですね。春日さんと野本さんはお互いずっと変わらず苗字+さんで……この微妙な距離感がこう、しみじみと好きですね。南雲さんと春日さんが下の名前で呼び合ってるのもソーキュートだと思います。南雲さん登場〜合流の数回を一回ずつしか読んでいなかったので、3巻が待ち遠しいです。っていうか南雲さんかわいいですね、むちゃくちゃ好みです。
 野本さんが誰に対しても苗字+さん呼びなのにはどんな背景があるのかな、などと想像しています。あれでも矢子さんってあれどっちの名前なんだっけ。とにかく、関係性というか「そのふたりの歴史に裏付けられた特有の距離感」に妄想を滾らせるタイプのおたくにとってはとてもいい供給回でした。

 夏の盛りだというのに珍しく書きたい欲が高まっているので、この勢いに乗って何か書きたい。気分としてはサイスコかジェクアーを書きたい。
 思いついたやつをネタ帳に追加しました。ネタ帳書く時間使ってそのまま本編書けば、という気もしますが、まあいいんです。いいの。

 新作お読みくださりありがとうございます〜! emojiぽちぽちやコメントとっても嬉しいです。励みになります!
 続きにいただいたコメントへのお返事を置いてあります。お心当たりの方どうぞ〜。

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20220714

 ということでReevince新作『we will never walk alone』を公開しました。今回はPictBLandにも投稿しています。内容は全く同じですので、お好みの媒体でご覧ください。

 今回は調子に乗りました。今までもたいてい調子に乗って書いてましたが、今回は前例のないほど調子に乗って自分が書きたいやつを書きました。自分以外の誰の好みにも配慮してません。おれが!書きたいと!思ったことを!思いつくままに!書きました!!!
 やっぱりRV+シド・ユフィは書いてて楽しいですね。楽しいです。わたしは推しカプが仲間たちと仲良くしてるのが好き。でも人里離れた森の奥などでひっそりと暮らす推しカプも好き。
 emojiぺたぺたやメッセージ(匿名でも!)など、反応いただけるととてもとても嬉しいです。

 とはいえここだけの話(ここ以外に話をする場所は特にないのですが)今回はさすがにやりすぎたかな、とも思っています。ちょっとね。オリジナルモブが原作キャラクターたちの人生に関与しすぎた感は否めないですね。まあモブはモブで原作キャラクターに人生変えられてるのでお互い様です(お互い様ではない)。

 職場もどんどん夏休みモードに入っており、今がチャンスという感じです。次は何を書こうかしら! ガブヴェもサイスコもジェクアーもネタだけ溜まっているので、そろそろ生産したい。
 それにしても連日お暑うございますね。と思って今iPhoneのお天気アプリ見たら、東京より当地の方が全然気温高い予想なんですけど今後一週間。どうなってんですか。こっちの一般家庭にクーラーなんかないんですよマジで。命の危機ですよこれは。
 ここまで書いて当地と東京の湿度比較したら東京のが倍以上高くて面食らった。気温30度前後・湿度90%以上と、気温35度前後・湿度40%、どっちがつらいかな……どっちもつらいよな、みんな違ってみんなつらいな……。どなたさまもどうぞ命だいじに。

20220713

 水曜日だったのでreevinceを……とメモ帳を開いたところ、V氏超速加齢世界線における一案の機運が来たのでモリモリ書いておりましたが、7時間くらい書いても終わらなかったので今週もreevince wednesdayは不発に終わりました。誠に遺憾。
 わりと集中できたのでこれといって詰まりもせず、ソーシャルメディアなどを見ることもなく、煙草休憩のみでひたすらゴリゴリ書き進めていたのですが、それでも文字数カウントしてみたら21,000字とかで拍子抜けしました。3万字くらい書いた気でいたんですけど。己の実績を高見積もりしてしまうタイプの人間です。
 どうしても今日(注:概念上の「今日」=就寝するまで)中に完成させて公開するぞー! と思っていたので走り書きになっているはず。明日から週末にかけてゆっくり書こうと思います。
 ちなみにまたモブ一人称です。お好きな方お楽しみください。お好みじゃない方すみません。これ書いたらしばらくはモブ自粛しようかな……せめてモブ一人称はやめよう……。

 空は明るいけど空気がやや涼しい、という時期になるとEskju Divineが聴きたくなります。特に一枚目。
 こういう感じの音楽を聴きたいなーと他を探したりもするんですが、意外とそれっぽいのがないんですよね。いや、Mogwaiではない……Alcestもちょっと違う……「こういう感じ」「それっぽい」というのはサウンドとか楽曲が似てるというよりは、琴線の似たような場所を鳴らされるという感じなのですが(伝わらない)
 解散後に発表されたヴォーカルのソロもなんか違うし。前に何かのプラットフォームでyou may also likeの欄にPelicanがいたけど、いやPelicanは違うだろ……Pelicanはものすごく雑に言うとMetalicaのインスト版なので……(あまりに雑)
 探すのに疲れたので今日はDeath in Juneを聴いていました。全然ちゃうやんけ。