シーフードカレーが食べたい気持ちを10日間ばかり温め、満を持して昨日仕込んだんですが、二日目にしてすでに飽きました。あと5食分くらいあるんすけど。
先日メッセージでおすすめいただいて背中を押されたので、噂の『ディスコ・エリジウム』を始めました。
いやこれ文学やん。現代アメリカポストモダン文学じゃないですか。
プロローグの段階で「うわーこういうの読んだことある!」って感じだったのですが、小一時間プレイして一休みしたところ、脳の疲れ方がピンチョンを読んだ後にそっくりだったのでもうこれはピンチョンです。違うけど。っていうかピンチョンも『競売ナンバー49の叫び』と『重力の虹』をひーこら言いながら読んだだけなので違うかもしれないけど。バロウズよりももっと最近の感じですね。ビート・ジェネレーションの腐った死骸から生えてきた得体の知れない菌類って感じ。
なんというか、最初に主人公が目を覚ました部屋をうろうろしている段階からすでに「おれ、このゲーム一生やるんじゃねえか……?」という気分になってしまったのですが(何周すればいいんだろう、という途方もなさに茫然とする様子)、ピンチョンの『重力の虹』読んでた時も「おれ、この本一生読んでるんじゃねえか……?」という気分になった(読んでも読んでも減らない残りページに途方に暮れる様子)のを思い出しました。
3時間弱ほどプレイしているんですが、まだホテルの建物から出てません。キム・キツラギさんのことは信じてもいいのかな。ピンチョンっぽさを引き伸ばして考えると一番信用できないのは主人公であることは間違いないのですが。キツラギさんの話し方が好き。
ステータスは「知性はそこそこ高く、体力もそれなりにあるが、運動能力が低く、共感能力は壊滅的」という感じに振ってみました。さっそく窃盗に失敗して怒られたりしています。
会話の選択肢をすべて見ようとすると気力がどれだけあっても足りないのですが、ステータス振りや細かい選択順なんかが影響して再現できない状況が発生しそうなので、ゆっくり少しずつ進めていきたいと思います。
仕事の方がちょっとしんどい感じになってきたので、引き続きまったり営業を継続させていただきます。
仕事の量が多いとか、難しい仕事が回ってきたとかではなくて、チームが機能不全を起こしてしまっているのでどうにもこうにもという感じです。もっと忙しくなったらいっそ解決しそうな問題ではある……それはそれでどうなん……。
emojiぽちぽちありがとうございます〜! なかなか新しいの書けなくて申し訳なす。長い目で見ていただけるとありがたいです。