ロードレースAUジェクアー、9合目に足を掛けましたが、いったん8合目まで下りることにしました。
いや、昨夜風呂入ってたら急に「いや、そのジェクトは解釈違いですね……なんならそのブラスカ様も解釈違いですね」という思いに襲われてしまったんですよ。一晩寝て落ち着いて考えようと思って寝て起きたんですが、すっきりした頭で読み返したら解釈違いであることがより明確になったので、一万字くらい消しました。だーっと。
この「長めの話の最終章で詰まり、一万字くらい一気に消す」はよくやります。『光の庭』の時もやりました。あの時は一万字くらい一気に消してから半年のブランクがあったので、今回はそうならぬようにがんばって欲しい。がんばってください。はい。
つーか、ジェクトほどの男が10年も行方をくらませる理由って、マジで「エボン=ジュに取り憑かれてシンになってました」くらいの強制力と不可抗力がないといけねえんだな。いけないというか、それくらいじゃないと許せない、私が……。
AUなのでエボン=ジュもシンもないから別の理由を立てなきゃいけないんだけど、書けば書くほど「ジェクトはそんなつまらん理由で10年も失踪しません!」という思いに駆られてしまう。読み手の俺が要求するレベルに書き手の俺の実力がまるで追いついてない。つらい。
一方で「ただのひと」であるジェクトに馳せる思いもあるので、心が折れてしまうこともそれで身動きが取れなくなることもあるんじゃない、という私もいる。いやあるんだろうけど、それでも10年は……10年はどうなんだろうか……。
ジェクトの強さは「何があっても決して折れない砕けない」なのか、それとも「折れたり砕けたりしてもいずれ立ち上がる」なのか。10年の長きにわたってシンの中で己を見失わなかった点から前者ではないか、と思いつつ、究極召喚が次のシンになるということを知らなかった以上はシンになった時点でけっこう強めに絶望するはずで、ってことは10年間己を保ち続けたのは後者ゆえでは、という気もする。「キング」であった「ジェクト様」は前者であろうとしたんだろうけど、すべてを取り払った「ジェクト」というひとりのヒトとしては後者だったんかな。かなっていうか、そうであって欲しい。
などと考えていたら終わりましたね、今日という一日が。今日他に何もしとらん。仕事のメールを五通くらい書いて、ネットスーパーにかさばるもん頼んで、合間に煙草吸ってたら終わってました。時間が合えばフジのThe HU見たかったけど、時差のせいで全然無理でしたね。
夜は「労働許可証の更新に怯えるアジア人の会」があったので、香港人シンガポール人韓国人と四人で生春巻食べながら「怖いね……」「やばいね……」「つらいね……」って言い合うやつをやりました。「君、市民権ゲットまであと何年だっけ」「順調にいけばあと二年半かな」「いいね、逃げ切って欲しい」みたいな。生春巻は美味しかった。
すげーどうでもいいんですが、揚げ春巻がspring rollなのはわかるけど、生春巻がsummer rollなのはあれだよね、思いつきのシャレがそのまま通っちゃった感がすごいよね。autumn rollは見たことないけど、蒸し春巻をwinter rollって言ってる店は見たことある。これは上手いなと思いましたが、味はぜんぜん美味しくなかったです。
emojiぺたぺたありがとうございます〜! 励みになります! 一緒に青ざめてくれたフレンズもありがとう……。